2020/05/09 00:24

〜何もしない時間の大切さ〜

このジュエリーは全てモロッコの旧市街・メディナにある小さなアトリエで作られています。

私がモロッコに住んでいて学んだこと、そしてカルチャーショックを受けたことはたくさんあります。
日本人の私にとってモロッコの文化に適応するのは大変なことでした。
しかしそんなモロッコは私に多くのことを教えてくれました。

Life Lesson I learnedfrom Morocco.
それは、何もしないで楽しむこと、生産性のない時間の大切さです。

私はいつも常に何かをしていました。
会社・仕事の後、私は自分のフリーランス・プロジェクトのために、多くの自由時間を費やしていました。
夜勤もしていたし、寝てない日も多々、とにかく休むことが怖かったのです。
頭の中は「やりたいこと・やらなきゃいけないこと」で頭がいっぱい。
生産性のない活動に罪悪感を感じ、遊びですらも何か楽しいことをしなきゃ!と一生懸命になっていました。 
モロッコ人はカフェでコーヒーを片手に何時間も座って、人々・都会の生活を見て、友達とチャットすることが大好きです。
ディズニーランドのようなレジャー施設も全然ないですし、クラブやパーティーなども一部の若者だけ。
モロッコの通りでは、誰も走らないし、急いでいる人はいません。

モロッコ人はふらっと友人の家に訪ねて、料理して、何時間もタジンやクスクスを囲みながら話します。 
皆我が物顔でお互いの家を行き来します。
なのでモロッコ人の友人の家を訪ねても、誰がこの家の主で、誰がお客さんなのかわかりません。 
そして家族・友人と一日中過ごし、食事をし、話をして終わり。
仕舞いには、何食わぬ顔で泊まっていき、居間のソファーで寝る。 

モロッコ人の1日が、座ってテレビを見てお茶を飲むだけで、一日中何もしないのは少し奇妙でした。
しかし、とてもリラックスでき、新鮮な気持ちに帰ることを学びました。 
それ以来、私は何もせずに、瞑想することを楽しんでいます。
生産性のない時間を意識的に設けています。
テラスに座って、景色を見て、何時間もコーヒーを飲みながら楽しめるようになりました。
ストップして深呼吸することの大切さ、何もしないこと、無駄な時間や行動・経験なんてひとつもないんだなと改めて気づかされました。